SPI練習問題-問5(推論・論証)

推論(発言)に関する問題。次の設問1と設問2を解答せよ。

[設問1]「アメリカ人は、リズム感がある」が真である時、常に正しいと言えるものはどれか?

 ア:アメリカ人でない人は、音痴だ
 イ:リズム感がある人は、日本人ではない
 ウ:リズム音痴な人は、外人ではない
 エ:リズム感がある人は、アメリカ人だ
 オ:リズム感がない人は、アメリカ人ではない

[解答群]
 ア
 イ
 ウ
 エ
 オ
 いずれも正しくない

[設問2]次のような2つの命題がある。この命題から確実にいけるものをA~Eの中から選べ。

 ①書道が得意な人は姿勢がよい
 ②集中力のない人は姿勢が悪い

 A:集中力のある人は書道が得意である
 B:書道が苦手な人は姿勢が悪い
 C:姿勢の良い人は書道が得意である
 D:書道が得意な人は集中力がある
 E:集中力のある人は姿勢がよい

[解答群]
 A
 B
 C
 D
 E



解答と解説

ポイント:
待遇と三段論法は抑えておく必要がある。

待遇
「AならばBである」が正しい場合、「BでなければAでない」も正しいと言える。

三段論法
「AならばB」「BならばC」が正しい場合、「AならばC」も正しいと言える。

『推論・論証』の問題の解き方や、使う公式に関しては『SPI 推論・論証 ~練習問題と解き方を徹底解説!~』のページで詳しく解説しています。解き方が分からない方は、まず、そちらのページを一読してください。

設問1の解答と解説:

命題の「アメリカ人は、リズム感がある」より、次の2点が言える。

●アメリカ人⇒リズム感がある(命題)
●リズム感がない⇒アメリカ人ではない(命題の待遇)

次にア~オを順番に見ていきます。

ア:アメリカ人でない人は、音痴だ
命題にも命題の待遇にも該当しないので誤り。

イ:リズム感がある人は、日本人ではない
命題にも命題の待遇にも該当しないので誤り。

ウ:リズム音痴な人は、外人ではない
命題にも命題の待遇にも該当しないので誤り。命題の待遇でリズム感のない人はアメリカ人ではないと言っているが、外人全般は指していない。

エ:リズム感がある人は、アメリカ人だ
命題でアメリカ人はリズム感があると言っているが、逆のリズム感がある人は必ずしもアメリカ人だとは限らない。よって、誤り。

オ:リズム感がない人は、アメリカ人ではない
命題の待遇と一致する。よって、正しい。

求める解答は、オのEとなる。

解答:E




設問2の解答と解説:

命題より次の事が言える。

●書道が得意な人⇒姿勢が良い人(命題①)
●姿勢が悪い人⇒書道が苦手人(命題①の待遇)
●集中力のない人⇒姿勢が悪い人(命題②)
●姿勢が良い人⇒集中力のある人(命題②の待遇)

命題①と命題②の待遇より、次の事も言える。

●書道が得意な人⇒姿勢が良い人⇒集中力のある人(命題①と命題②の待遇の三段論法)

命題②と命題①の待遇より、次の事も言える。

●集中力のない人⇒姿勢が悪い人⇒書道が苦手人(命題②と命題①の待遇の三段論法)

次に推論A~Eを順に見ていきます。

A:集中力のある人は書道が得意である
どの命題にも、命題の待遇にも該当しないので誤り。

B:書道が苦手な人は姿勢が悪い
どの命題にも、命題の待遇にも該当しないので誤り。

C:姿勢の良い人は書道が得意である
どの命題にも、命題の待遇にも該当しないので誤り。

D:書道が得意な人は集中力がある
「命題①と命題②の待遇の三段論法」に該当しているので正しい。

E:集中力のある人は姿勢がよい
どの命題にも、命題の待遇にも該当しないので誤り。

よって、求める解答は、Dのとなる。

解答:D