SPI練習問題-問5(仕事算・水槽算)
仕事算の問題。次の設問についてこたえよ。
[設問1]ビラ配りのアルバイトをした。これを1人ですると小橋君は4日間、田上君では8日間かかる。この仕事を小橋君と田上君が2人で一緒に日曜日から始めると何曜日に終わるか?
A 月曜日
B 火曜日
C 水曜日
D 木曜日
E 金曜日
F 土曜日
G 日曜日
H いずれでもない
[設問2]屋根の修理作業をするのに、哲也君だけでは6日かかり、博史君だけでは9日かかる。この仕事を最初は2人で2日間行い、残りを博史君1人ですることになった。作業が終わるまであと何日かかるか?
A 3日
B 4日
C 5日
D 6日
E 7日
F 8日
G 9日
H 10日
解答と解説
使用する公式:
仕事算・水槽算の問題を解く場合、全体の仕事量を1と仮定して計算するのが基本です。ただし、必ずしも1と仮定する必要はなく、1人で仕事をした場合にかかる各々の日数の最小公倍数を全体の仕事量と仮定した方が計算が簡単になる場合が多いです。
仕事算・水槽算の解き方や、上記の仕事量の仮定値の設定方法が分からない方は、『仕事算・水槽算 ~練習問題と解き方を徹底解説!~』のページで詳しく解説しているので、そちらを参考にしてください。
設問1の解答と解説:
全体の作業量を1とする。(4日と8日の最小公倍数である16を全体の作業量として設定した方が計算が簡単になりますが、今回は1とする。)
小橋君1人で1日でできる作業量は、1/4。
田上君1人で1日でできる作業量は、1/8。
小橋君と田上君の2人で1日でできる作業量は、3/8(1/4+1/8)。
2人で作業した場合、作業に終える日数をN日とした場合、
(3/8)x N = 1
N = 1 ÷(3/8)
= 1 x 8/3 = 8/3 ≒ 2.6
よって、作業を終えるのに約2.6日かかることが分かる。日曜日から開始なので、2.6日目は火曜日になります。よって、求める解答は、火曜日のB。
解答:B
設問2の解答と解説:
全体の作業量を1とする。(6日と9日の最小公倍数である18を全体の作業量として設定した方が計算が簡単になりますが、今回は1とする。)
哲也君1人で1日でできる作業量は、1/6。
博史君1人で1日でできる作業量は、1/9。
小橋君と田上君の2人で1日でできる作業量は、5/18(1/6+1/9)。
最初の2日は、2人で作業を行ったので、その作業量は次の通り。
5/18 x 2 = 5/9
よって、残り作業量は、4/9となります。この残り作業4/9を博史君1人で行う場合、かかる日数をNとすると次の式が成り立ちます。
(1/9)x N = 4/9
この式より、
N = (4/9)÷(1/9)
= (4/9)x 9 = 4 = 4日
よって、作業が終わるまでにはあと4日必要になる。
解答:B