SPI練習問題-問3(代金の精算)

SとTの2人が、半分ずつお金を出し合って、レストランで友人の送別会を開くことになった。店から出るときに、SはTから10,000円を預かって支払いに向かったが、支払いは13,000円だったので、Sが3,000円を上乗せして支払いをすませた。この後で、TはSにもともと6,000円の借金があったことが分かった。

[設問1]精算のとき、SがTに「あなたから10,000円を預かっていたが、もともと6,000円貸していたので、4,000円をもらったことになる。支払では私が3,000円を出したので、差額の1,000円を折半して500円をあなたに払えば精算できるね」と言った。このように精算すると、Sはいくら得をするか?または損をするか?

[解答群]
 500円得をする
 1500円損をする
 2000円損をする
 2500円損をする
 3000円損をする
 3500円損をする
 いずれでもない

[設問2]本当はどのように精算すれば、貸し借りがなくなるか?

[解答群]
 SがTに500円払う
 TがSに500円払う
 TがSに1500円払う
 TがSに2000円払う
 TがSに2500円払う
 TがSに3000円払う
 いずれでもない



解答と解説

代金の清算の解き方:
『代金の清算』問題の解き方が分からない方は、『SPI 代金の精算 ~練習問題と解き方を徹底解説!~』のページで詳しく解説しているので、是非、そちらを参考にしてください。

設問1の解答と解説:

レストランの支払いは、13,000円なので、1人当たりの支払額は6,500円だという事が分かる。

SはTから10,000円を預かったが、6,000円の借金があったので、4,000円だけを支払ったことになる。よって、Tは更に2,500円をSに払わなければならないのだが、逆にSがTに500円を支払ってしまった。

よって、Sは、3,000円(2,500円+500円)損してしまっていることになる。

解答:E

設問2の解答と解説:

設問1より、本来はTがSに更に2,500円払わなければならない。よって、求める解答は、E。

解答:E