分割払いの練習問題を解く前にまずは、以下の内容をしっかりと熟読し、理解してから解くようにしてください。そうすることで、試験本番でもスムーズに解けるようになると思います。
SPI 分割払いの問題の解き方
問題の解き方
- 支払総額を1と仮定する。
分割払いの問題は、『分割払い1回当たりの金額は、支払総額の何分の何か?』と言うのが基本で、これを応用して様々な問題が出題されます。以下に簡単な問題例を1つ記載します。
簡単な問題例
- 新しくテレビを購入する。購入時に総額の1/5を支払い、残額を5回に均等に分割して支払う。分割払いの1回当たりの支払額は総額のどれだけにあたるか?
上記の問題例のように出題されるほとんどの問題は、支払総額が不明な状態になっています。そこで、問題を解くに当たり、支払総額を1と仮定します。
支払総額を1と仮定するということ自体、イメージが付き難い人もおられるかもしれませんが、支払総額を1ではなく1円だと思えば想像しやすいと思います。最終的に求めるのが金額の場合は、勝手に金額を設定するとおかしなことになってしまいますが、分割払いの問題は金額ではなく『支払総額の何分の何』かを求めるので、仮定の数値で計算することができます。
これが分割払い問題のポイントとなります。
では、実際に上記の問題例を解いてみたいと思います。
簡単な練習問題
簡単な問題例
- 新しくテレビを購入する。購入時に総額の1/5を支払い、残額を5回に均等に分割して支払う。分割払いの1回当たりの支払額は総額のどれだけにあたるか?
支払総額を1と仮定する。
購入時に支払総額の1/5を支払うので、その時の支払額は次の通り。
購入時の支払額=支払総額÷5
=1×15
=15
この時点での支払残額は、支払総額から購入時に支払った額を差し引いた額なので次の通り。
支払残額=支払総額-購入時の支払額
=1-15
=45
更にこの支払残額を5回に均等して分割するので、1回当たりの支払額は次の通り。
1回当たりの支払額=支払残額÷5
=45×15
=425
図式化すると下図のようになります。