料金割引の練習問題を解く前にまずは、以下の内容をしっかりと熟読し、理解してから解くようにしてください。そうすることで、試験本番でもスムーズに解けるようになると思います。
SPI 料金割引の問題の解き方
使用する公式
- 定価 × 割引率 = 割引される額
- 定価 × (1-割引率)= 割引後の額
SPIの料金割引の問題で使用する公式は上記の2つです。
公式として覚えようとすると、なかなか覚えられませんが、上記の2つの式は普段の生活の中でも知らず知らずのうちに使っている人も多いと思います。
あえて公式として覚えず、計算のやり方さえ分かっていれば構いません。
割引される額
『定価1,000円の商品が20%オフ(2割引)!』
こんな商品が売られていたらどうでしょうか?
頭の中で次のような計算をしますよね?
1,000円の20%オフだから・・・
1,000円×0.2=200円
200円引きか!
この頭の中でやった計算こそ、以下の公式ですよね。
定価 × 割引率 = 割引される額
割引後の額
『定価1,000円の商品が20%オフ(2割引)!』
先程同様、上記のような商品が売られていた場合、割引後の額(売値)も頭なのかで計算しますよね?
先程求めた割引額200円を1,000円から引いて800円と出す人もいるかもしれませんが、20%オフなんで売値は定価の80%だと瞬時に頭の中で計算し、『1,000円の80%だから800円』と出す人もいると思います。計算式にすると次のようになります。
1,000円×(100%-20%)
=1,000円×(1-0.2)
=800円
売値は800円か!
この頭の中でやっていた計算こそ、公式の2つ目になります。
定価 × (1-割引率)= 割引後の額
このように公式として覚える必要はなく、割引される額、割引後の額が算出できれば構いません。