SPI練習問題-問10(代金の精算)
代金精算の問題。次の問いを解答せよ。
[問題1]
二人の兄弟の預金の合計が28,000円あった。兄が4,500で本を買い、弟が2,800円でサインペンを買ったので、兄と弟の残りの金額の比が5:4となった。はじめの兄の金額はいくらであったか。
A 12,000円
B 14,000円
C 15,000円
D 16,000円
E 18,000円
F 20,000円
G 21,000円
H いずれでもない
解答と解説
代金の清算の解き方:
『代金の清算』問題の解き方が分からない方は、『SPI 代金の精算 ~練習問題と解き方を徹底解説!~』のページで詳しく解説しているので、是非、そちらを参考にしてください。
設問1の解答と解説:
求めたいはじめの兄の金額をXと仮定します。そうすると、弟のはじめの金額は次の通り。
はじめの兄の金額 X
はじめの弟の金額 28000-X
次に兄は4,500円の本を買ったという事なので預金金額は次のようになります。
兄の預金金額=X-4500 ・・・(1)
更に弟も2,800円のサインペンを買ったということなので、預金金額は次のようになります。
弟の預金金額=28000-X-2800
=25200-X ・・・(2)
この(1)と(2)の金額比が5:4になるということなので次のことが言えます。
(X-4500):(25200-X) = 5:4
これを解くと、初めの兄の預金金額Xが求まります。
(X-4500):(25200-X) = 5:4
4 × (X-4500) = 5 × (25200-X)
4X-18000 = 126000 - 5X
9X = 144000
X = 16000
初めの兄の預金金額は、16,000円
初めの預金合計が28,000円。そこから兄が4,500円、弟が2,800円使用したので、預金金額は次のようになります。
預金金額=28000-4500-2800=20700
この20,700円の兄と弟の内訳が5:4になります。要は、合計9の内、5が兄、4が弟ということです。よって、20,700円を9等分して5が兄になるので金額としては次の通り。
兄の預金金額=(20700÷9)×5=11500
兄の預金金額は、11,500円と分かりました。この金額は4,500円の本を買った後の金額なので、はじめの兄の預金金額は次の通り。
はじめの兄の預金金額=11500+4500=16,000円
解答:D