SPI練習問題-問3(順列・組合せ)

Pグループ6人とQグループ8人がある。次の問に答えなさい。

[設問1]Pグループから2人、Qグループから3人選ぶとすると、選び方は何通りあるか?

[解答群]
 800通り
 820通り
 840通り
 950通り
 いずれでもない

[設問2]2つのグループから3人選ぶとき、少なくとも1人はPグループであるように選ぶとすると、選び方は何通りあるか?

[解答群]
 134通り
 275通り
 308通り
 542通り
 いずれでもない



解答と解説

『順列・組合せ』の問題の解き方や、使う公式に関しては『SPI 順列・組合せ ~練習問題と解き方を徹底解説!~』のページで詳しく解説しています。解き方が分からない方は、まず、そちらのページを一読してください。

設問1の解答と解説:

この問題は、『組み合わせ数を求める公式』のページで記載した公式①と②の2つを使用します。

Pグループから2人を選ぶ場合の組み合わせ数

Pグループ6人の中から2人を選ぶ場合の組み合わせ数は、上記ページ記載の公式①より次のようになります。

₆C₂=6×52×1=15通り

Qグループから3人を選ぶ場合の組み合わせ数

Pグループ8人の中から3人を選ぶ場合の組み合わせ数は、公式①より次のようになります。

₈C₃=8×7×63×2×1=56通り

Pから2人かつ、Qから3人を選ぶ場合の組み合わせ数

Pグループから2人かつ、Qグループから3人を選ぶ場合の組み合わせ数は、公式②より次のようになります。

₆C₂ × ₈C₃=15×56=840通り

解答:C

設問2の解答と解説:

この問題は、『組み合わせ数を求める公式』のページで記載した公式①と④の2つを使用します。

『全員の中から選んだ3人の内、少なくとも1人はPグルーブである』

これを式になおすと次のようになります。

(3人の内、少なくとも1人はPグルーブの組み合わせ数)
=(全組み合わせ数)-(全員がQグループの組み合わせ数)

この式の意味分かりますでしょうか?
要は、『少なくとも1人はPグルーブ』に該当しないのは『全員がQグループ』の時のみです。よって、全組み合わせ数から『全員がQグループ』のときの組み合わせ数を引けば、必然的に『少なくとも1人はPグルーブ』の組み合わせ数が出てくることになります。

全組み合わせ数

Pグループが6人、Qグループが8人なので全員で14人います。この14人から3人を選ぶ組み合わせ数は次の通り。

₁₄C₃=14×13×123×2×1=364通り

全員がQグループの組み合わせ数

Qグループ8人の中から3人を選ぶ組み合わせ数は次の通り。

₈C₃=8×7×63×2×1=56通り

少なくとも1人はPグルーブの組み合わせ数

(3人の内、少なくとも1人はPグルーブの組み合わせ数)
=(全組み合わせ数)-(全員がQグループの組み合わせ数)

=364-56
=308通り

解答:C