SPI練習問題-問4(代金の精算)
代金精算の問題。次の問いを解答せよ。
[設問1]P、Q、Rの3人には次のような貸し借りがあった。QはPに4,500円の借金があり、RはPに2,000円、Qに4,000円の借金がある。P、Q、Rの3人で友人の送別会を行った。6,000円のせんべつ品をPとQが3,000円ずつ出し合って買った。また、15,000円の食事代はRが支払った。3人がせんべつ品と食事代を同額ずつ負担し、これまでの貸し借りもなくなるように精算するため、Qが1人で支払うことになったが、どのように支払えばよいか?
A Pへ4,500円、Rへ0円
B Pへ3,500円、Rへ500円
C Pへ2,500円、Rへ1,500円
D Pへ2,000円、Rへ2,000円
E Pへ1,500円、Rへ2,500円
F Pへ1,000円、Rへ3,500円
G いずれでもない
解答と解説
代金の清算の解き方:
『代金の清算』問題の解き方が分からない方は、『SPI 代金の精算 ~練習問題と解き方を徹底解説!~』のページで詳しく解説しているので、是非、そちらを参考にしてください。
設問1の解答と解説:
支払ったお金、貸しているお金をプラス(+)。支払ってもらったお金、借りているお金をマイナス(-)として、各々の金額を整理します。
Pの支払い&貸し借り整理
+4,500円(Qに貸しているお金)
+2,000円(Rに貸しているお金)
+3,000円(せんべつ代で支払ったお金)
よって、Pは合計9,500円のお金を出している。・・・(1)
Qの支払い&貸し借り整理
-4,500円(Pに借りているお金)
+4,000円(Rに貸しているお金)
+3,000円(せんべつ代で支払ったお金)
よって、Qは合計2,500円のお金を出している。・・・(2)
Rの支払い&貸し借り整理
-2,000円(Pに借りているお金)
-4,000円(Qに借りているお金)
+15,000円(食事代で支払ったお金)
よって、Rは合計9,000円のお金を出している。・・・(3)
更に、せんべつ代6,000円、食事代15,000円の合計21,000円。これは、3人で割り勘する必要があるので1人当たり7,000円負担になります。この7,000円をP、Q、Rが既に支払った額(1)(2)(3)から差し引くと、
P 9,500円 - 7,000円 = 2,500円 多く支払っている。
Q 2,500円 - 7,000円 = -4,500円 不足している。
R 9,000円 - 7,000円 = 2,000円 多く支払っている。
よって、Qは支払わなければならない額に対して、4,500不足していることがわかる。その不足額は、Pが2,500円、Rが2,000円立て替えてくれていることになるので、求める解答としては、Pに2,500円、Rに2,000円を支払う必要がある。解答はG。
解答:G