SPI練習問題-問26(代金の精算)
代金精算の問題。次の問いを解答せよ。
新しいパソコンを11回の分割払いで購入することにした。その際、1回目の支払いでは全体の1/6を支払い、2回目以降を均等な金額で支払うことにした。
[問題1]
2回目以降の支払いは全体のどれだけにあたるか?
A 1/6
B 2/3
C 5/6
D 5/7
E 7/8
F 7/9
G 9/11
H 該当なし
[問題2]
11回の分割払いのうち、5回目の分割払いが済んだ時点における支払い済みの金額は、総額のどれだけにあたるか?
A 1/2
B 1/3
C 2/3
D 2/5
E 3/4
F 3/5
G 4/5
H 該当なし
解答と解説
代金の清算の解き方:
『代金の清算』問題の解き方が分からない方は、『SPI 代金の精算 ~練習問題と解き方を徹底解説!~』のページで詳しく解説しているので、是非、そちらを参考にしてください。
設問1の解答と解説:
パソコンの代金を1円とします。
パソコンの代金を1円としましたが、何円と仮定してもかまいません。500円や1,000円、もしくは、X円と仮定して計算しても構いません。通常は、計算を容易にするために1と仮定します。
1回目の支払額
1回目の支払額は、パソコン代金の1/6支払うということなので、下記の通りになります。。
1回目の支払額=1 × (1/6)=1/6円・・・(1)
1回目を支払った後の残額
(1)より、1回目で1/6円支払いました。よって、未払い分は5/6円です。
未払い金額=1円-1/6円=5/6円
よって、2回目以降の支払いは全体の1に対して、5/6がまだ残っているということになります。
わざわざ計算をしましたが、1回目の支払いでは全体の1/6を支払ったということなので、2回目以降の支払いは全体の5/6が残っているとすぐに分かります。
解答:C
設問2の解答と解説:
2回目以降の各回の分割払い額
問題1より、1回目の支払いで1/6円が支払い済み。残り10回の支払いで5/6円を分割払いする必要があることが分かります。よって、2回目以降の各回の分割払い額は次の通り。
2回目以降の各回の分割払い額=(5/6)円÷10回
=(5/6)×(1/10)
=1/12・・・(2)
よって、2回目以降の各回の分割払い額は、1/12円
5回目の分割払いが済んだ時点の支払い済み金額
問題1の(1)より、1回目の支払額は1/6円。2回目~5回目の各回の支払額は(2)より、1/12円と分かっているので、5回目までに支払った金額は次の通り。
5回目までに支払った金額=(1/6)+(1/12)×4
=(1/6)+(1/3)
=(1/6)+(2/6)
=3/6
=1/2
よって、5回目までに支払った金額は総額1に対して1/2
解答:A