SPI練習問題-問14(代金の精算)
代金精算の問題。次の問いを解答せよ。
S課、T課、U課の3つの課の年度末の預金残高を比べると、S課の1/2とT課の3/8とU課の2/3が同じであった。
[問題1]
S課:T課:U課の預金の残高比率はどのようになるか。
A 9:12:16
B 12:9:16
C 16:12:9
D 9:16:12
E 12:16:9
F 16:9:12
G 該当なし
[問題2]
3つの課の預金残高合計が1,665,000円の場合、一番多い預金額残高はいくらか。
A 360,000
B 480,000
C 600,000
D 720,000
E 780,000
F 820,000
G 860,000
H 該当なし
解答と解説
代金の清算の解き方:
『代金の清算』問題の解き方が分からない方は、『SPI 代金の精算 ~練習問題と解き方を徹底解説!~』のページで詳しく解説しているので、是非、そちらを参考にしてください。
設問1の解答と解説:
S課の1/2とT課の3/8とU課の2/3の預金残高が同じだったということなので、次の式がなりたちます。また、その際の預金額残高をNと仮定します。
N = S/2 = 3T/8 = 2U/3
上記の式を分解し、各々で見ていきます。
Sについて
N = S/2
S = 2N ・・・(1)
Tについて
N = 3T/8
T = 8N/3 ・・・(2)
Uについて
N = 2U/3
U = 3N/2 ・・・(3)
式(1)(2)(3)より、S:T:Uは次のようになります。
S:T:U = 2N:8N/3:3N/2
分数を消すために6を掛けます。
S:T:U = 12N:16N:9N
Nを消すためにNで割ります。
S:T:U = 12:16:9
よって、求める解答は、12:16:9のE
解答:E
設問2の解答と解説:
問題1より、「S:T:U = 12:16:9」と分かっています。
これは、言い換えると全課の預金残高合計が37(12+16+9)だとすると、37の内、12がS課、16がT課、9がU課、という配分で残高があることを意味します。また、このとき預金残高が一番多いのは、16のT課だとわかります。
よって、預金残高合計が1,665,000円の場合、一番多い預金額残高は、T課の16/37 になります。
1665000 × 16/37 = 720000
よって、最も多い預金残高は、720,000円の
解答:D