集合の練習問題を解く前にまずは、以下の内容をしっかりと熟読し、理解してから解くようにしてください。そうすることで、試験本番でもスムーズに解けるようになると思います。
SPI 『集合』の問題の解き方
『集合』の問題では、特に決まって使用する公式等はありませんが、設問から下図の様なベン図が書き出せるようにしておきましょう。ベン図はなるべく大きめに書く方がゴチャゴチャせずに見やすくなります。
実際にベン図を作成しながら練習問題を1つ解いてみたいと思います。
『集合』の練習問題
『集合』の練習問題
- 会社員150人の通勤方法を確認した。電車を利用している人は122人、バスを利用している人は31人いた。また、バスと電車の両方を利用している人は12人いた。このとき、バスと電車のどちらも離床していない人は何人いたか?
解答と解説
上記の問題を読んだ後、ベン図を作成していきます。
まず、対象者は全員で150人なので、以下のような枠を作成します。
バスを使っている人が31人、電車を使っている人が122人いるので、以下のような円を作成します。
更にバスと電車の両方を使用している人が12人なので、バスだけを利用している人は、31-12=19人、電車だけを利用している人は、122-12=110人だと分かります。ベン図に書き込むと次のようになります。
バスも電車も利用していない人は、ベン図の円外の人になるので、その人数は、150-19-12-110=9人だと分かります。
このようにベン図を作成しながら問題文の条件を当てはめていくと、解答に対するイメージが付けやすいと思います。