SPI練習問題-問6(代金の精算)

代金精算の問題。次の問いを解答せよ。

[設問1]XはZから7000円借りており、YはXから4000円、Zから3000円それぞれ借りている。ある日、X、Y、Zの3人が食事に行き、3人分の食事代7500円をYが支払った。この段階で、互いに貸し借りのないよう以下の通り清算した。「YはXにア円払い、XはZにイ円払った」

[解答群]
 ア=1,000円、イ=6,500円
 ア=1,500円、イ=6,500円
 ア=2,000円、イ=6,500円
 ア=2,000円、イ=7,000円
 ア=2,000円、イ=7,500円
 ア=3,000円、イ=6,500円
 いずれでもない



解答と解説

代金の清算の解き方:
『代金の清算』問題の解き方が分からない方は、『SPI 代金の精算 ~練習問題と解き方を徹底解説!~』のページで詳しく解説しているので、是非、そちらを参考にしてください。

設問1の解答と解説:

支払ったお金、貸しているお金をプラス(+)。支払ってもらったお金、借りているお金をマイナス(-)として、各々の貸し借り金額を整理します。

  XとZの貸借 XとYの貸借 YとZの貸借
X -7,000 +4,000
Y -4,000 -3,000
Z +7,000 +3,000

ここで、Yが全員分の食事代7500円を支払った。食事代が7500円ということは、1人当たり2500円ということになります。よって、Yは、Xに+2500円、Zに+2500円貸したことになります。これを上の表に当てはめなおすと、それぞれの貸し借り銀額は下の表のようになります。

  XとZの貸借 XとYの貸借 YとZの貸借
X -7,000 +4,000-2,500 = +1,500
Y -4,000+2,500 = -1,500 -3,000+2,500 = -500
Z +7,000 +3,000-2,500 = +500

本来であれば、Yは総額2,000円の借り、Xに1500円返し、更にZに500円返すとしたいところだが、設問はYはXに対してしか返済しないことになっている。よって、Yは一旦借りている総額2,000円をXに返し、借金総額は0円とする。

続いてXは、Zに7,000円の借りがあるので、本来なら7,000円のみを返したいところだが、先程、Yから500円を余分にもらっている(YがZに対して借りていた500円を預かっていると考えた方がわかりやすい?)ので、その500円も合わせてZに返済する。よって、XはZに対して7,500円返すことになる。

解答:E