植木算の練習問題を解く前にまずは、以下の内容をしっかりと熟読し、理解してから解くようにしてください。そうすることで、試験本番でもスムーズに解けるようになると思います。
SPI 植木算の問題の解き方
植木算の問題は、池や公園などの外周に木を等間隔で植えた場合、植えた『木の本数』や『間隔の長さ』を求める問題です。
単に木の本数や間隔の長さを求めるだけなので、大して難しい問題ではありませんが、間違いやすいポイントを2つ記載しておきます。
ポイント
- 木の間隔の数は、木の本数より1少ない。
- 単位がmとcmと混在して出題されることがある。
木の間隔の数は、木の本数より1少ない
これは、植木算の問題を解く上で非常に重要な点なのでしっかりと覚えておいてください。簡単な例を一つ挙げて解説したいと思います。
簡単な例
- 公園に木が5mずつ等間隔で3本植えられています。両端の木と木の距離は何mありますか?
5mずつ3本なんで...
5m×3本=15m
とすると誤りです。
木の本数に対して、その木の間隔数は『本数-1』となります。
よって、両端の木の距離は次の通りになります。
両端の木の距離=5m×(木の間隔数)
=5m×(木の本数-1)
=5m×2
=10m
単位がmとcmと混在して出題されることがある
引っ掛け的な要素で単位を複数交ぜて出題されることがよくあります。例えば、以下のような例です。
簡単な例
- 公園に木が500cmずつ等間隔で3本植えられています。両端の木と木の距離は何mありますか?
木の本数は3本。と言うことは木の間隔は2つなので両端の木の距離は...
500cm×2=1000cm
とすると誤りです。
答えは『何m』で問われているので、mに変換する必要があります。
1000cm⇒10m(正解)