何度も繰り返し解きましょう

物の流れと比率 練習問題集




物の流れと比率の練習問題を解く前にまずは、以下の内容をしっかりと熟読し、理解してから解くようにしてください。そうすることで、試験本番でもスムーズに解けるようになると思います。

SPI 『物の流れと比率』の問題の解き方

『物の流れと比率』の問題は、ある作業が進むにつれて、作業がどのように変化していくか式で表す問題で、一般的な中高生の数学で習う分野には無く、SPI独自の問題となっています。

一見、文字列ばかりの数式が並んで難しいように見えるかもしれませんが、単純な文字の掛け算や足し算をするだけなのでやり方さえ分かっていれば非常に簡単な問題です。

『物の流れと比率』の問題を解く上で欠かせない3つの基本形を解説するので、この3つだけは確実に理解しておいてください。

『物の流れと比率』の3つの基本形

『物の流れと比率』の問題は、以下の3つの基本形が組み合わされた問題が出題されます。よって、この3つの基本形だけは確実に理解しておいてください。

基本形その1

ルート図

作業Xを比率aだけ進めると、作業Yとなった。作業Yを式で表すと次のようになります。
Y=aX

基本形その2

ルート図

作業Xを比率aだけ進め、さらに作業Yを比率bだけ進め、作業Zに集約した。作業Zを式で表すと次のようになります。
Z=aX+bY

基本形その3

ルート図

作業Xを比率aだけ進め、そこから更に比率bだけ進め作業Zとなった。作業Zを式で表すと次のようになります。

まず、作業Yを式で表します。これは、『基本形その1』と同じですよね。
Y=aX

次に作業Zを式で表します。これも『基本形その1』と同じですよね。
Z=(aX)b
Z=abX

『基本形その3』は、『基本形その1』を2回繰り返しただけになりますが、このように『物の流れと比率』の問題は、これら基本形を色々な形で組み合わせた問題になります。